p62
2 食品の色、味、香りと有害成分
ここでも、参考書に記載してある事項はどれも大切で、きちんと覚える必要があります。
「嗜好成分」のアルカロイドやアルデヒド、香気成分や特殊成分等は、物とそれがもつ成分がこれまた沢山あって、なかなかきちんと覚えられませんでした・・。
それこで、ここでもゴロ合わせです!!
ここでも私の考えた、ちょっと(かなり)苦しいゴロ合わせを紹介してみます。
「有機酸」の部分は、なんとなく、物質と食品が連想しやすかったので、そのまま覚えました。例えば、乳酸は、ヨーグルト、漬物、ってなんとなく納得しません??
酒石酸がぶどう、というのだけは、ぶどう→葡萄酒→酒、として連想ゲーム的に覚えました。
「香気成分」で、魚臭のアミンは、「魚の網(アミン)焼き」として、魚を網で焼いている絵を描いて覚えました。
「特殊成分」では、ゴロ合わせに沢山お世話(?)になりました。
○甘草:グリチルリチン→「甘い草をグリルでチン」として、電子レン
ジの中に草が入って、チンしているところを絵に描きました。
○からし:シニグリン→「からしが辛くて、死にぐりん」として、から
しを舐めて、辛くて死にそうな人の絵を描きました。
○甘茶:フィロズルチン→「風呂でずるして(フィロズルチン)甘茶飲
む」として、お風呂でお茶を飲んでいる人の絵を描きました。
○ビールのホップ:フムロン→「ホップを踏む(フムロン)」として、
ビールのホップを踏んでいる人を描きました。
とうがらし、しょうがは、ゴロ合わせしなくても覚えることができました。
(とうがらしのカプサイシンは結構有名ですよね。しょうがのショウガールもそのまんまです(^^*))
「有害成分」の部分の「急性毒性を持つ成分」では、
○テトロドキシン:これは、テトラポットにフグがはさまっている絵を
描きました・・(苦しい創作・・)
○パリトキシン:「ぱりっときちんと焼けた魚」として、魚がこんがり
焼けた絵を描いて、パリトキシン→「ぱりっときちん
と」で覚えました。
○ワックス:「ばらのワックス」として、ぴかぴかのバラを描いて、ワ
ックスとバラムツをセットにしました。
○オカダ酸、サキシトキシン:これは、2つとも貝類なので、いっぺん
に覚えようとして、「岡田さん(オカダ酸)、さっき(サ
キ)貝に嫉妬(シト)しました。」として、私の知り合い
の岡田さん(知らない方は誰だそれ!?ですが・・苦笑)
が、貝に嫉妬している(意味不明ですが・・)様子を思い
浮かべて、オカダ酸とサキシトキシンをなんとか、貝類と
して覚えました。
○リナマリン:これは、「マリリンが生餡食べる」として、女のひと(
マリリンという想定の・・)が餡子を食べている絵を描
きました。
○ソラニン:これもジャガイモの毒として結構有名なので、そのまま覚
えました。
○高濃度のビタミンA:は「ピッチャー、エース、いしなぎ」・・・な
んとも意味不明ですが、野球で、エースのいしなぎ(そんな
人いないけど・・)さんがコールされた時の場面を想像し
て、何度かつぶやいていたら、覚えられました(苦笑)
○ムスカリン、アマアニタトキシン:「海女に似た(アマニタトキシ
ン)きのこが、ムス(ムスカリン)っとしてる」として、
海女の格好をしたきのこがムスーっとしてふくれている絵
を描きました。
「慢性毒性をもつ成分」では
○プタキロサイド:豚(プタ)の横(サイド)にワラビがある絵を描
いてなんとか覚えました。
○ペタシテニン:ふきのとうが、頭に絆創膏を貼っている絵を描いて、
「ぺたっとして・・」と言っている絵を描いて、覚
えました。
○アガリチン:きのこが緊張してあがっている(アガリチン)絵を描
いて覚えました。
○ベンゾピレン:「焦げた魚は、便秘気味(ベンゾピレン)」で覚え
ました。
○水銀:「水の中の銀色の魚」の絵を描いて覚えました。
○カドミウム:これも、米とカドミウムの問題は結構有名だったので、
そのまま覚えました。
○グルコシノレート:これは・・・かなり苦しいのですが・・グリコ
のあのキャラメルの箱に書いてある人が、アブラナ科
の草を持っている絵を描いて、なんとか、グリコ→ア
ブラナ科を覚えて、グリコ→クリコシノレート、と連
想するようにしました。
○アフラトキシン:アフロの人が、ナッツとトウモロコシに香辛料を振
りかけている絵を描きました。
このページは、このような感じです。「なんで?!」というようなゴロ合わせも結構あるのですが、意味不明なゴロ合わせのほうが意外と覚えてたりして・・(笑)
2番目、3番目に思いついたゴロ合わせよりも、ぱっと思いついたもののほうが、すっと覚えられたような気がしました。
皆様も、自分に合った、素敵なゴロ合わせで覚えてみてはいかがでしょう?!
「製菓衛生師試験独学の道」TOPへ
|