<製菓学校を選ぶ>
製菓衛生師の受験資格を得るには、
 1、指定の製菓衛生師養成施設で、1年以上勉強し、技能などを修得
 2、中学校、外国人学校中等部卒業者で、2年以上の実務経験者

 のどちらかが必要です。
 1の実務経験がある方はそのまま受験できますが、2の場合、学校に通う必要があります。
製菓衛生師養成施設は、厚生労働省が指定する学校です。
(全国の養成学校一覧)
養成学校を卒業すれば、その卒業証明書をもって受験することが可能になります。
学校の詳細を知りたい方は、下記で紹介している無料でパンフレットを送付してくれるサイトを活用すると便利です。

  私の場合、実務経験もないので、製菓学校に通う必要がありました。
仕事をしながら製菓学校に通うには、夜間の授業を実施しているところ、も頭をよぎりましたが、私の住んでいるところからは、製菓学校が遠すぎる!(夜間授業があっても絶対無理!!)・・と、「通信課程」という項目が目に入りました!
これなら私でも学校卒業できる!、、ということで、早速通信課程を実施している製菓学校を探して資料を取り寄せました。
学校選びでは、インターネット、資料請求、この2つで考えました。
実際に学校が近い方は見学に行く、という手もあるかもしれません。
製菓学校に興味があったり、迷っている、という方は、まずは情報を集めみてはいかがでしょうか。
やっぱり頭の中で考えているだけでは、何もすすみません。とりあえず資料を集めて情報を収集してみる。そこから申し込むかどうか、どこにするか、検討してみると良いと思います。
頭の中で考えているだけよりは大きな前進です!
(資料送付は無料のところが多いし・・笑)
以下、無料で資料を送付してくれるサイトです♪
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リクナビ:こちらも無料で資料送付してくれます。

通信過程にもスクーリングといって実際製菓学校に通わなくてはならない単位があります。
私の場合、最終的に「日本製菓専門学校」と「国際製菓専門学校」で迷いました。
パンフレットやネットで調べたり。いろいろ迷ったのですが、通いやすさ、という点と、「国際」という何となくインターナショナルな文言に惹かれて(笑)東京都立川市にある「国際製菓専門学校」にお世話になることにしました。
※私の通った国際製菓専門学校はこちらです→国際製菓専門学校

実際、通ってみて思ったのは、通信過程を選ぶ際に考慮すべきこととして、やはりある程度の実績(歴史?)がある学校のほうが良いのかな?ということでした。
私が通った時は、こちらの製菓学校さんも通信過程の歴史があまりない状態だったのですが、テキストの内容に不備があって、それを今修正している状態だとお聞きして 「えー!?じゃあ私達ってちゃんとしたテキストじゃないの?」と、ちょっと悲しい気持ちになったのを覚えています・・。

でも私の通ったのは随分前のことなので、今はきっと改善されて問題ないのかなと思いますし、職員の方々も本当に親切にして下さり、通わせてていただいて良かったと思っています(^^*

<製菓学校に通う(通信課程の様子)>
国際製菓専門学校の通信課程は、課題となっているお菓子を締切までに作って写真を撮って送る、等課題をこなします。
スポンジケーキを作ったり、シュークリームを作ったり、羊羹を作っり、レシピ通りに作って写真を送ります。

 すると、程なくして学校から添削されたものが返送されてきます。
 提出期日もそれほど頻繁ではなく、仕事をしながらでも十分に取り組める内容でした。
 ただ、うっかり提出期限を忘れないようにしていれば、それほどの気合がなくてもこなしていけると思いました。

こちらのサイト、材料も買えるしレシピも掲載されてて利用価値大!のおすすめサイトです♪
お菓子の材料や道具もそろうし、お菓子レシピが満載!cotta
cottaHPこんな感じ・・↓


 それから、決められた回数のスクーリングにも出席しましたが、授業開始の時間に間に合うようにその都度、前泊してのぞみました。

スクーリングは製菓理論、公衆衛生等、科目ごとに受講すると単位がもらえるようになっていて、各科目の開催日時を学校でいただく時間割で確認してどの時間に出席するか自分でスケジュールをたてるものです。

「教室での講義」と「実技」があって、教室での講義では、製菓学校で配布された教科書をもと講義が行われたり、製菓衛生師試験の過去問の解答の解説等もありました。
受験のための、手続き等必要資料の説明もあって、学校の方々は本当に親切でお世話になりました。

実技のスクーリングは本当に楽しかったです。若い方ばかりなのかなぁと思っていましたが、私と同じような年代の方が多かったです。
製菓学校の生徒さんが補助のため数名授業に参加していました。

和菓子なら和菓子の専門の先生が、洋菓子なら洋菓子の先生が実演と説明をしてくださって、その後自分で作ります。
2人1組で作るお菓子もあったりして、楽しみながら取り組んで、なんだか学校でやった調理実習のようでした。
作ったお菓子は持ち帰りができて、持ち帰って家族で堪能(?)しました♪
製菓学校に通う機会のなかった私は、製菓学校の雰囲気が何となく分って良かったです。
通信過程の担当者の方も親切に対応してくださいました。

スクーリングの受講はだいたいが土日だったのですが、大変だったのは、予定していた日に突然仕事の残業が入ってしまった時でした(涙 )
 でも、人間、やる気になればなんとかなるものですね(^^;
なんとかスクーリングもクリアすることができました。

ここでいっきに製菓衛生師試験を受験!・・といけば良かったのですが、試験に対する不安もあってか本気で受験に向けて動きだしませんでした。

  そしてこの後、仕事の傍ら他の資格を取得したり、趣味に没頭したり結婚したり、出産したり・・・(汗)
  それから、我が子小さいながらも自分へのけじめとしてようやく受験を決意したのでした! (なんて長い道のり・・・(汗))ですので、資格を目指してから受験まで・・5年ほど過ぎてしまいました。
試験勉強を再開するも、5年の間に、食に関する法律や状況が変わったこともあり、覚え直したものもありました。
皆様は、私のようなことはないと思いますが、ぜひお早い受験を!です。

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